-ダメ出しありのプロポーズ(後編)-

幸せ その7 -ダメ出しありのプロポーズ- | 婚活のススメ

ダメ出しありのプロポーズ

彼女との付き合いが、私の人生を豊かにし始めました。
付き合い始めた時は、私が一人暮らしで彼女が実家暮らしでした。
彼女から同棲をしてみたいと言われた時は正直戸惑いました。
まだ結婚の話をしていないのに、同棲などしていいものだろうかと。
そうするなら、しっかりと彼女のご両親にご挨拶をしなければと考えました。

 

彼女の「同棲したい」は、今思えば「結婚したい」という
逆プロポーズだったのかもしれません。
私はそういうところが鈍感なので、全く気付いていませんでしたが。
なかなか結婚の言葉が出ない私に、催促したかったのでしょう。
付き合い始めてから1年以上経っていましたからね。

 

私は同棲のお許しを得る前に、彼女にプロポーズをしようと決心しました。
きちんと婚約指輪を準備して、高級レストランで食事をしました。

 

私達があまり食べないフランス料理のコースが、
デザートに差し掛かろうとしていた時です。

 

緊張しながらもストレートに「僕と結婚してください」と伝えることが出来ました。
言い切っただけで達成感がありました。

 

彼女がとても嬉しそうな顔をしてくれたので、ホッと胸を撫で下ろそうとしたその時です。
「今のプロポーズではお受けできません」
ポカーンとしましたね。
私にとっては人生で一番の大舞台だったのですから。

 

どんよりとした気分でお店を出た後、「どうして背伸びをするの?」と言われました。
普段行かないお店でプロポーズをしたことが引っ掛かったようです。
彼女は私の不器用な部分をひっくるめて愛してくれているので、
背伸びをしてカッコつけているのは嫌だったのです。

 

ダメ出しされたから、やっぱり結婚は無理なのかと落ち込んでしまいました。
でも、彼女は「あなたらしいやり方でやり直ししてね」と言いました。

 

そうか。私らしさの欠片のないプロポーズでは、彼女の心に響かないのかと思いました。
そして、やり直しをする日がやってきました。

 

昭和の香りが漂う喫茶店に彼女を呼び出しました。
私達はお洒落なカフェよりも、ちょっと古びた感じの喫茶店の方が好きだったのです。
そこで自信がなさそうに「僕と結婚してほしいんだけど」と言いました。
ほんの一瞬の沈黙が心臓をバクバクさせました。

 

彼女は「合格!一緒に幸せになりましょう」と言ってくれました。
これで本当にホッとしました。

 

2回プロポーズをして、結局同棲の話はなくなりました。
結婚するのだから、最後まで実家で過ごしてもらいたいなと思ったので。

 

あれから3年、私達はもうすぐ親になります。

 

こうしてお見合いパーティー体験レポ
書いていると言うには不思議な感覚がしますが、私たちは今幸せです。

 

皆さんも、婚活で幸せになってくださいね。

 

 

不器用さがいい?


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